喜界島の粗糖

ガレットでは
メインのお砂糖を
奄美群島喜界島
世和糖業の粗糖を使っています

サトウキビに一番近く
いろんな砂糖の原料である粗糖は
ミネラル分豊富で
独特の優しいコクと香り甘さがあります

んっ?
サトウキビに一番近い?

そうなんです
サトウキビを
粉砕、圧搾して
原料糖を作ります
それが粗糖です

それを精製して
グラニュー糖や
上白糖、三温糖が作られます

つまり精製前の
ミネラルや糖蜜を含んだお砂糖が
粗糖なんです

砂糖としての
美味しさの反面
酸や香りが
きつめで
粒子も荒く
使いにくい要素もあります

ガレットでは
ガレット
ガレットバターサンド
フレンチクオータークッキー
ひらのサブレ

カスタードクリーム
プリン
焼き菓子
タルト等
に使用しています

でも
スポンジ生地などは
酸が強く
卵が立たないので使っていません

産地によっても
個性があり
ガレットでは手に入る粗糖をみんな取り寄せて
(全部で5産地くらい)
せっかくだから個性的な方が
おもしろいと思って
一番くせのある
喜界島にしました

これが大正解で
とてもナチュラルな
深い、面白い、美味しい
味に仕上がっています

でもたまに
台風の影響で
入荷が遅れたりもします
う~ん
美味しいって
そんなもんです

喜界島の粗糖
粉袋を開けると
南の島の風が
ふわっと流れてきます

この記事を書いた人

久保 徹也