「令和元年始まりました!」
令和元年5月1日、いよいよ新しい元号が始まりましたね。「令和」という漢字、私的にはとても美しくて響きもよくて好きです。
実は私、漢字オタクでして(とは言っても、漢検は3級までしか持っていません(笑))今はネットやスマホのおかげでほとんど使うことはありませんが、旺文社の漢和辞典が大好きでした。子供の名前を考えるのに、どれほど漢和辞典をめくったことか!二人の息子のお産で入院した時も漢和辞典を持ち込んで名前を考えていました。残念ながら、息子の名前には「令」も「和」も使っていませんが、名前にこの二文字を使っておられる方、発表の時、嬉しかったでしょうね!(羨ましい~(^.^))
そこで、もうみなさん、散々新聞やニュースなどで、目にされたかとは思いますが、このガレット通信にせっかくなので残しておきたいな~ということで、それぞれの漢字についてと「令和」の元号の成り立ちを載せておきたいと思います。
まず「令」部首:ひとがしら、5画、音読み:レイ、意味:①いいつけ②長官③よい、優れた④おきて⑤させる。小学校4年生で習います!(※漢字辞典オンラインより抜粋)
次に「和」部首:くち、8画、音読み:わ、お、訓読み:なご(む)、なご(やか)、やわ(らぐ)、やわ(らげる)、意味:①なごむ、やわらぐ②なごやか、おだやか③やわらげる、おだやかにする④あえる、まぜる⑤仲良くする、争わない⑥2つ以上の数を足したもの⑦応える、声で反応する⑧声を合わせる⑨日本、わ、やまと⑩なぎ、風がおさまり穏やかな状態。小学校3年生で習います!(※漢字辞典オンラインより抜粋)
そして「令和」の出典となった万葉集の大伴旅人(大伴家持の父)の歌
時ときに、初春しよしゆんの令月れいげつにして、気き淑よく風かぜ和やはらぎ、梅うめは鏡前きやうぜんの粉こを披ひらき、蘭らんは珮後はいごの香かうを薫かをらす。
(時はの令よい月(※この場合『令』は“物事のつやがあるように美しい”の意)であり、空気は美しく、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉おしろいで装うように花咲き、蘭は身を飾る衣に纏うまとうかのように薫らせる。)
美しいですね~✨万葉集に78首の和歌が選出されているそうですが、そのうち13首はこよなく愛するお酒のことを詠んでいるそうです。(※Wikipediaより抜粋)
始まった令和の時代。その漢字のように、麗しく穏やかな時代であることを願います。
「編集後記」
私は昭和生まれ、息子たちは平成生まれ、そして、きっと孫たちは令和生まれ。令和の次の時代も元気にしてたいな~!ひ孫を見れるかな?!今回は、記念にちょっと国語のお勉強をしてみました(*^-^*)