10年くるみ

ガレットの店先に小さな「くるみ」の木があります。名前は「10年くるみ」といいます。去年の夏にファーマーズキッチン・イヌイットさんに「くぼさ~ん、これ持って帰って~」と手渡されたのは、芽が出たばかりの、まだ実がついたままのクルミの赤ちゃん苗でした。ダメージを与えないようにガレットまで連れて帰って植え替えたのですが、秋口には葉っぱが全部落ちてしまい「ただの棒」状態に…「もう無理ちゃう?」なんて言われましたが、水をやり、土をほぐして冬が来て、春になって新芽が出てきました。イヌイットさんがお店の前に植えたクルミの木が大きくなって10年経ってやっと実がなって、落実して芽が出て、それがガレットに来て…大きな大きな鉢に植え替えて10年経って実がなったら今度はイヌイットさんに持っていこう。以上ガレット園芸部通信でした。

この記事を書いた人

久保 徹也