「ひらの」ぶらぶら #8
「西脇口地蔵」さん、です。
平野郷は戦国時代に発展した環濠自治都市です。
西脇口地蔵さんは商店街と南海通りすぐ裏、「とりひろ」さんの横の路地を行ったところです。
大人は見つけにくいかもしれませんが、子供にはは裏路地ばかりを通るので、よく知られていると思います(笑)
お地蔵さんはキリっとしたお顔立ちで、立派な装束をお召しになってすくっと立っておられます。
中にもう一つ屋根が見えることから、ここも、もともとのお堂の上に増設されたのかなと思います。
他のお地蔵さんの例にももれず、お地蔵さんから外に行く道は狭くてカギに曲がって、そしてお地蔵さんの前はぽっかりと広くなっています。
お堂の周りは作り付けのベンチがあって、ちょっとした憩いのスペースのような感じです。すぐそばには立派な井戸があって、懐かしのレバーを動かすと今も水が出ます。他のお地蔵さんのそばにも井戸が残っているところがあります。「何かの時に備えて残してるのかな~」なんて思い、お地蔵さんが地域を、子供たちを見守ってくれてるんだなって思いました。
「西脇地蔵」さんはプロムナード(旧南海平野駅)の近くにおられます。